夏の終わり

高校野球のクライマックスを迎えるお盆過ぎ、
高校サッカー選手権の地区予選が地味に始まる。

昨日の照りつける太陽の下、おそらくは40度を軽く超える人工芝の上で、
息子の学校のチームは地区予選2回戦で敗退した。

息子は公式戦のピッチに立つことなくベンチで引退をむかえた。



息子が幼稚園から15年間サッカーを続けてきたのは、
サッカー好きの親のエゴだったのかもしれない。
本当はもっと他に息子に向いていた競技があったのかもしれない。

力の限界を感じてもいたのか、高校三年を前に練習をサボりがちになったとき、
「続けるか辞めるかはっきりしろ
　そんな状態で続けてるヤツをチームの誰が信頼してくれる？
　ただし物事を最後までやり通せないヤツも誰からも信用されない覚悟をしろ」
そんなふうに諭した(いや、怒鳴った)こともあった。
まあ、端的に言えば「まじめに部活続けろ」ってことだ。

母親の言うことを聞くような年頃ではないが、
息子も息子なりに考え直したのだろう。
それからは、試合に出してもらえなくても、度重なる怪我にもめげず
(受験生であることも忘れて)日々練習に明け暮れ、
夏の最後の一日を迎えるに至ったのだった。


あの臭くて泥だらけのソックスを洗濯することももうないのだ、と思うと
ほっとする、けれど寂しい。
また一歩、息子が成長し親の手を離れていくのだ、と思うと
寂しい、けれどうれしい。

昨日の天気がまるで嘘のような、秋の気配も混じった雨模様の空のもと、
母は、いささかセンチメンタルな気分なのである。

脱皮するなら蝶になれ

ウチの息子は超省エネルギーである。





例えば、
息子の洗濯物は重くてかさばる。







なぜなら、脱ぐときには一気に、






かくして、洗濯物はこういう構造になる。




もちろん、下も、





そう、息子は
面倒で手間のかかることは一切省いて
自分のエネルギーを費やしたくない、

そういう省エネルギーなヤツ。



断じてエコではない！

燃費はきわめて悪いのだ。

タグ：落書きマンガ

パンチパーマとケータイ

★その１★　前記事の娘の応援団の件、その後。

あいにく、天気には恵まれませんでしたが、
娘の学校の体育祭は無事終了いたしました。



やはりパンチパーマのお坊ちゃんはいらっしゃいませんでしたねー。だよねー（＾＾；）、やっぱり
あ、左下のコ↓は天パですよ、念のため。



5分刈りが数人、あとはオールバックもどき。
朝は一応オールバックだったらしいけれど、
雨に濡れ、棒倒し競技で崩れ、
別にみんなオールバックに執着もないのでキッチリ直すこともなく
多少髪が後ろに撫で付けられてるかなぁ、という程度でした。

やたらソレふうが似合ってるコもいますが、
どのお坊ちゃんも普段はブレザーにネクタイの
ごく普通のいまどきのコーコーセーです。

女の子のハイソックス禁止も、
ハイソックスじゃないけど　くるぶし丈でもない、
白い半端丈のソックスに　生徒側・学校側ともに妥協した模様。

全体として、娘の学年はお祭り大好き人間の集まり。
高校最後のイベントに命を懸ける勢いで盛り上がってました。

なんかねー、羨ましいくらい青春っっ!!、でしたよ。



★その２★　息子のケータイ。

明るい青春っ！の娘の話題に対し、
相変わらず天然ボケの息子。

コメントで何人かの方には報告していたのですが、
ボケ息子、買って半年の☆ィルコムを失くしやがりました。

場所は首都圏でも屈指のだだっぴろい公園。
公園の管理課、警察、念のため往復の路線の遺失物保管所、
すべて当たらせましたが出てきませんでした。
今頃、公園の落ち葉の下で朽ち果てているのか、
はたまた、ネットオークションにでもかけられているのか・・・。

やむをえず、誕生日とクリスマスのプレゼントを返上させ、
高校生になってからと思っていた☆ocomoのケータイを買うことに。

ええ、もちろん付けましたとも、いまどこサーチ。

でもねぇ・・・



↑紛れもない、実話です。
ああ、「☆ラッディ・マンデイ」で☆浦春☆君が持ってるのと同じケータイ、
風前のともし火です。

タグ：ケータイ 体育祭 娘 パンチパーマ 息子 落書きマンガ

つかの間の平安

もう　放置してしまった言い訳はいたしません。
毎回毎回お詫びから始めるのも　かえって申し訳が立ちません。
ここは正直に、
「当ブログは不定期更新です。」　と宣言させていただきます。
なので、また長いこと間が空いたあとに　しれっと更新していても
どうか大目に見てくださいね。


さて、八月も半ばを過ぎましたが、
主婦にとって頭の痛い夏休み、まだまだ続きます。

けれども今日の私、　余裕と平安に満ちています。

なぜなら・・・、

ボケ息子が合宿で　家にいないから。

ゲームばっかりやってて、
いったい宿題はどーすんだよぉ　と気を揉まなくていいから。
　合宿の前日、午後いっぱいゲーム三昧。
　「合宿の準備をしなくていいの？」
　「大丈夫。」
　このやりとりは少なくとも三回あったにもかかわらず、
　夜の9時になって「おととい練習のときボールをなくしたんだった」と言い出し、
　近くのスポーツ店に　ぎりぎり走りこみセーフでボールを買いに行った。

　コイツとはしばらく口をききたくないと心から思った。

暑いのに私がお昼ご飯を作っている間、
お笑い番組をへらへら見てるヤツにイラつかなくてすむから。
　おまけに　「お昼、何？　まだ？」とか、平気で聞いてくるしっっ。

散らかり放題の部屋を片付けろと　怒鳴らなくてすむから。
　今朝、賞味期限4月1日の未開封の菓子パンを息子の部屋から発見してキレそうになったが、
　とりあえず目の前に怒鳴る相手がいない。

ああ、なんて穏やかな私の心。

しかも、明日からは　
家事の手伝いもせずに　いつもケータイ片手の娘も合宿に行く。
　ダンナ様も出張の予定とかは？　 　あ、ない。　・・・そうですか

いつになく心が軽く、
思い通りに事が進む幸せ。

イラストも進んでます。
こんどこそ　一両日中アップ、間違い無しです。

タグ：合宿

燃え尽きました

皆様のブログを訪問させていただくのがちょっと遅れがちでした。
すみません。

このブログの更新も週末更新を目標にしていたのに遅れてしまいました。

というのも、この炎天下の中
ウチの大ボケ息子（詳しくはカテゴリー「息子」をご覧ください）の
中学最後の公式戦の応援と観戦に
日々を費やしておりましたので。

結果は残念ながら敗退。

ディフェンダーひと筋で来た息子が最後の最後にスタメン落ちし、
出られなかった前半に大量失点で負けが決まってしまったという、
彼としては非常に悔しい終わり方でした。
もっとも、息子が出ていたとしてもボコボコにやられて
もっと落ち込んでいたかもしれませんが。

インドア派の私、
日傘・サングラス・日焼け止めでがっちり武装したつもりでしたが、
見事に日焼けし、体力ぎりぎりまで使い果たしました。
おかげさまで1キロ体重が減りました。　ちょっとうれしいかも

息子はといえば、ケロリとしたもので
サッカー部の友達と
ゲーセンいったり、
日本対アルゼンチンを観戦に行ったり（今頃びしょぬれだぁ）
夏休みをエンジョイしております。

改めて、２～３日内にちゃんとした更新をするつもりですので、
また　よろしくお願いいたします。

それでは、本日はこれにて失礼。

大物もしくは

１００nice毎にイラストを描かせていただく課題を自らに課したときには、
せいぜい一記事平均１０nice頂けるぐらいでしたが、
前記事には２０を超えるnice、いただいてしまいました。
読者数も倍増して、言い尽くせないくらい感謝です!!

嬉しい悲鳴とともに、別の悲鳴もあげそうです。
３００niceのイラストも描きあがらないのに、
４００niceも私の予想外に早くいただいてしまうのでは・・・。
図々しい私の杞憂で終わればいいのですが、
ペースが速いと　筆の遅い私にはキビしいものがあります。

調べてみると　やはりイラストをアップした記事がアクセス数、niceとも多くなってます。
そこで　気持ちの余裕を持たせていただこうと、
今回は　人気のない息子ネタ（笑）　をお送りします。

興味のある方だけどうぞ

息子、近況

以前にも書きましたが、
現在中学生の息子は小学校のときに
クラスの天然ボケ・断トツナンバーワンに選ばれました。

パジャマの上からズボンを穿いて学校に行ったとか、
学級閉鎖を一日間違えて学校から電話がかかってきたとか、
運動会に体操着を忘れて行ったとか・・・
その他にも数々のボケの逸話、山積み。
その時々、母は赤面・冷や汗の連続でしたが
笑い話のネタには事欠きませんでした。

そんな息子ですが、このごろ余りボケてない。
ようやく成長してしっかりしてきたのかとちょっと安心、
笑える話のネタがなくなってちょっと寂しい。
なあんて思っていたら、
先日の保護者会で隣のお母さんに言われました。
「ああ、○○くんのお母さん！ウチの息子がいつも○○くんて面白いぜぇって言ってるわよ。」

・・・「面白い」。
息子はギャグをかまして人を笑わせるタイプでは全然ありません。

ヤツは母の目の届かないところで相変わらずやらかしてるのだ！
そうとわかったら、
どんな「面白い」ことをやらかしたか、いろんな意味でぜひ知りたい！
息子を問いただしても口を割るわけもなく・・・。

話のおいしいネタをみすみす逃がしている悔しさ。
知らないところで恥をかいているのではという不安。
ふたつの思いがない交ぜになって　悶々としているこの頃です。

ああ息子

• 作者: 西原 理恵子, 母さんズ
• 出版社/メーカー: 毎日新聞社
• 発売日: 2005/12/22
• メディア: 単行本

お弁当箱の旅

昨日の息子のお弁当箱は家と学校を往復した後、
本日、再び身軽なまま家と学校の往復の旅に出て、
今日のお弁当箱と共に先刻ようやく家に帰って参りました。

その他にも、
立派に役目を果たし家で洗濯されることを夢見ているサッカーウエア、
次第に無残な姿になっていくまるごとひと箱のティッシュ、
なにやら怪しい発酵物をはらんだペットボトルなどが、
途中下車もままならず、何度も何度も往復の旅に出ているのです。

息子のいつもパンパンにふくれたエナメルバックには、そういう悲しい旅人がたくさん乗っています。